今日はシンガポールグルメのお話。
名前のユニークなお店
今回訪れたお店は、Lavender駅が最寄になるんだけど少し辺鄙なところにある。
このお店名前がユニークで、その名も
『Antea Social』
たまたまインスタグラムを見ていると、シンガポールではあまり見かけない
陶器の器でお茶を飲めるお店
ということで興味がわいたので行ってみた。
Antea Social
冒頭で伝えた通りロケーションは決して良くなくて、いや、むしろ悪いといった方がいいかもしれない。だけど僕らが行ったときには既に満席で、外にも待っているグループがたくさんあって、結局1時間ちょっと待つことになった。
柔らかな雰囲気のオーラ
周りにもこれと言って目印になりそうなお店などはないので、本当にぽつんと一つだけ異空間のオーラを放っている。
外で立って待っていると、中から女性のスタッフが椅子を持ってきてくれたりととても親切に対応してくれる。
お店の構えもすごく柔らかい感じがして、穏やかな気分になる。
中に入るとその柔らかい雰囲気が一層感じられる空間になっていて、特に暖色のライティングと丸いランタンが絶妙にマッチしている。
窓際にはお花も生けてあって、でもごちゃごちゃした感じになっていないのですごく心地の良い装飾になっている。
風味豊かないろんなお茶をかわいい器で飲むことが出来る
Anteaというだけあって、ここではいろんな種類のお茶を飲むことが出来て、お店の店員さんが丁寧に説明してくれたんだけど、台湾のお茶農家に直接出向いて自分たちで味を確かめたものを仕入れて提供しているんだって。
種類もいろんなものがあって、今回はKyoho Grape OolongとLychee Oolongを飲んでみた。
そしてそのお茶はかわいい陶器とともに運ばれてくる。
砂時計が落ちきったら、ガラスのグラスに移してそこから少しずつおちょこで飲む。
何とも可愛いらしいエンタメだ。
そしてもう一つのKyoho Grape Oolong。
このお茶なんだけど、
フルーツのいい香りがめちゃめちゃ良くて、店中にその匂いが広がってるんじゃないかってくらいいい香り。
それなのに飲んでみるとちょうどいい感じの甘みを感じるだけで、くどさなんかも全くなくとても美味しく飲める。
お茶を香りで楽しむっていうのはまさにこういうことだと思った。
シンガポールでは美味しい中国茶を飲んだことはあったけど、こういったフルーツ茶を飲んだことはあまりなかったからすごく新鮮な感じだ。
とにかくここのお茶めちゃめちゃ美味しい。
ケーキもあるよ
ちょっと小腹もすいていたので、たまたま頼んだHoney Earlgrey Cakeも、お世辞抜きで美味しかった。
いつもは5種類のケーキを置いているみたいだけど、どれも売り切れで残っていたHoney Earlgrey Cakeが大当たり(^^)/
大人二人で食べたのだけど、足りなくてもう一つ頼みたかったけど我慢した。。
実際に使っている陶器を買うこともできる
お店の中には陶器がディスプレイしてあって、日本のものかなーと思って聞いてみたら、台湾から直接買い付けてきたものなんだって!
ディスプレイしているもの以外にも、聞けばたくさん見せてくれたよ!
ディスプレイはされてなかったけど、このポットも買えるみたい。
もちろんお茶も。
お店の柔らかい雰囲気はそこからくるのかな
スタッフの方にいろいろ話を聞いてみると、このお店家族で経営しているんだって。
おそらくお父さんであろう人が、重たい荷物や外で待っているお客さんに椅子を持ってきたりと機敏に動いていて、お店の中ではお母さんであろう人がお客さんに終始笑顔でお茶の注ぎ方を伝えていたり、子供夫婦はレジや片づけをしていてすごく連携の取れているお店だなーと思った。
シンガポールでもお洒落なお店はたくさんあるのだけど、家族でこうやって助け合いながら皆が笑顔でい働いているお店はやっぱり大事にしたいし、いろんな人を連れていきたくなるよなー。
とてもとても雰囲気のいいお店だった。
お茶やケーキも文句なし!
まとめ
今回訪れたAntea Social。
場所は少し不便なところにあるけど、ずっと列が出来ていて待っている人にも十分ケアされているし、お茶も香りがすごく良くて美味しかった。
何よりお店の中の雰囲気がゆったりで、それでいて柔らかく温かい感じ。
とてもいいお店だった。
皆も行ってみてね。
今回訪れたお店
<お店>
Antea Social
<住所>
9 Tyrwhitt Rd, Singapore 207528
<TEL>
+6564930120
<営業>
月-木、日:11:30-19:00
金、土:11:30-22:00
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