気持ち楽になるよ。
今回は自称ミニマリストの僕が、大事にしている3つのことをシェア。
こんな人向けの記事
- ベタに、なかなか物を捨てられない人
- 断捨離の基準が分からない人
- ついつい『これは使うかも』ってなっちゃう人
- モノを処分するときに罪悪感を感じてしまう人
今回はこんな人たち向けに、いっちょ
執筆!
マキシマリストだった僕
いきなり脱線するけど『マキシマリスト』って語呂、なんか宗教感でてるな。笑
さて、タイトルとは全く逆のところから話が始まるんだけど、僕は20代まで生粋の
マキシマリスト
だった。
マキシマリストとは…
ここでは自分が持ち得るものを、要不要などの基準を設けずに最大限所有する人のこと。としときますか
そしてマキシマリストの人って、大抵こういうマインドで生活していると思う
- なんでももったいないと思ってしまう
- 今は必要なくてもいつか必要になる
- とっておいて損はない
- ものに囲まれていると安心する
こんな感じかな。
とにかく『使えるものはとっておこう』『使えるのに処分するのはもったいない』っていう思考から抜け出せずにいた。
ある時、考えが変わった
使うのか使わないのか分からないものは、とにかく取っておくという思考を180度変えたものに出会った。
それは一冊の本。
『minimalism -30歳から始めるミニマル・ライフ-』
これを読んでから、モノを所有するという価値観が大いに変わった。
ここでは本の中身を詳しく解説するのではなく、あくまでこの本をきっかけに僕がモノの所有において大事にするようになった3つのことをシェアしたいと思う。
➀ 時間軸を考える
まず一つ目は、モノを購入または断捨離するときの時間軸。
僕がモノを購入・断捨離するときに考える時間軸は
『1週間後もそれを必要とするか』
一世を風靡したこんまりメソッドに倣えば、その瞬間の『トキメキ』で判断するようだけど、僕は1週間という時間軸でそれを再度必要とすることがあるだろうかという視点で考える。
ではなぜ1週間か。
それは仕事と日常生活のサイクルってほぼ1週間をじっくり観察すると、行動パターンがある程度理解できるし、その行動パターンは劇的に変わることはほとんどないから。
特に起業してからは時間を自由に使えることが増えたので、先にどんな行動をするかも予測しやすいから『何が必要で』『何が必要じゃないか』をしっかり見通せるようになった。
➁ 所有の目的を多角的に考える
表現を少し柔らかくすると
『それが他の用途でも使えるか』
だ。
あるものを所有するための検討段階に入ったときは、必ず自分がイメージしている用途以外で何か使えないかということを想像しながら決断すると、僕の場合は無駄がなくなる。
逆にその瞬間だけ、特定のニーズを満たすためだけに所有したモノについては一度使ったきりほとんど使わないことがほとんどだ。
例えば先日書いた靴の記事についても、ある一定のシチュエーションだけを考えて購入してしまうと、そのイベントが終わったきりあとは埃をかぶるか、カビが生えて廃棄に回るだけ。
あくまでもモノを所有するときは、その所有目的を可能な限り多角的に考えて判断するといいと思う。想像することが大事だ。
③ 処分するのではなく世の中にシェアする
僕は個人的にこのマインドを持つことが一番大事だと思ってる。
前述➀➁のように、時間軸をしっかり考え、目的を多角的に考えてもモノの所有を失敗することはある。『これは購入する必要はなかった』とか『あの時もう少し考えればよかった』とか。
でもこれは、
『自分にとって無駄なものは世の中にシェアしよう』
という思考に切り替えることで、すごく前向きな所有の失敗として捉えることが出来る。
何でもかんでも断捨離だー、とか処分しなきゃーとかなってしまうと、本来楽しいはずのショッピングという行為自体にストレスを感じることもあるだろうし、ミニマリストとして『いらいないモノを徹底的に排除しなければいけない』というドグマにはまってしまう。
自分にとって不要なもの、売れるのものは売って、売れないものはボランティア団体に寄付する。そうやって自分にとって無駄になったものがそれを必要としている人のもとに届くことで、それは全く無駄にはならないのだ。
僕が考えるミニマリストは自分のモノの所有を簡素化することだけではなく、無駄なものを最適に再分配できる人間のことだと思っている。
まとめ
今はモノがあふれまくっている世の中で、『ミニマリスト』っていう言葉がすごく響くけど、この解釈を一定のものにとどめることなく、自分の言葉として自分だけの『みにまりすと』を体現できると自分そして世の中はもっともっといい方向に進むと思う。
僕の場合は、『時間軸を考え』『所有の目的を多角的に思考し』『無駄なものは世の中にシェアする』というマインドを持つことで、モノだけでなく人間関係や心の中も整理できるようになった。これは様々なシーンで使える一つのスキルだと思うし。
決してゴールはないのだけれど、周囲の環境(モノやそれ以外すべてを含めて)で悩んでいる人は、自分なりのミニマリズムを考えて、少しずつ実践してみてもいいかもしれないね。