【シンガポールの日常】週末は家族でご飯 *ブログ毎日投稿73日目


今日はシンガポールの日常について。


シンガポールの週末

シンガポールの週末は、


『家族と過ごすためにある』


と言っても過言ではないくらい、ほとんどの場合家族で過ごすことがほとんどだ。


もちろん金曜から日曜日までずっとということではなくて、そのうち1日は家族全員が揃って晩御飯を食べるというのが習慣としてある。


それは例え結婚して家を出たとしても、週末のうち1日は必ず家族で時間を過ごすことが多い。


晩御飯を食べる以外にも、みんなでテーブルゲームをしたり、たまにはカラオケに行った家族で過ごす時間は日本に比べて圧倒的に多い。国土が小さいからすぐ家族に会いに行けるっていうのもあると思うけど。


家族への考え方

僕はシンガポールに来てから、家族に対する考え方をすごく考えさせられている。


それは良いとか悪いとかではなく、考え方がいい意味で違うことで新しい価値観を学び、これまでの自分の常識を覆させられるから実に楽しいという意味ですごく考えることが多い。


日本ではあまりない習慣だと思うけど、シンガポールでは働き始めたら親に毎月お小遣いをあげるのが普通だし、親もそういう期待をしている


一度聞いてみたことがあるが


『これまで育ててきてたくさんお金も時間も使ったし、少しずつ恩返ししてくれたら嬉しい』


こう言い切る家庭も少なくない。


そして例え結婚して外に出たとしても週に一回は顔を見せに来てほしいということをはっきり言うこともあれば、暗にそういった意味を含めて声をかけられることもあるみたいだ。


家族のつながりは日本よりも強いのかなーといろんなところで思うことが実に多い。


シンガポールで家族が集まればSteamboatだ

前述したようにシンガポールでは日本と比べて家族全員で揃って夜ご飯を食べる機会がすごく多いし、そのときは結構な頻度で食べるものがある。


Steamboatだ。


簡単に言うと鍋。





こちらの鍋はすごくシンプルでスープもいろいろと調味料を入れて作るというよりは、入れる食材で味を付けていくというのが正しいかもしれない。


なんか懐かしい感じのする鍋笑
みんなでつつきながら食べる
もととなるスープはチキンストック




写真でわかる通り、魚やトウモロコシ、白菜などから出しを取るという感じで、最初のスープはチキンストックが入っているのだがとても薄味。


そして他の材料は日本でも見るような感じのものだ。


カニカマと魚の切り身
厚揚げや魚のすり身を揚げたもの
マッシュルームやエビ、そしてチキン
エノキにレタス




日本ではなかなか見かけないが、鍋にレタスを入れる笑


日本では白菜やキャベツは入れたことあるけどレタスを最初に見たときはサラダかと思った笑


これも文化の違いだ。


会話は中国語や英語が混ざった中で進んでいき、途中会話についていけないこともある笑


念のためプライバシー
こんな感じで集まる




こうやって家族全員で集まってSteamboatを食べるのが一つのシンガポールの習慣になっている。


郷に入れば郷に従え

最初はこのSteamboatも味付けや、材料も違うし、交わされる言葉も違って戸惑うことも多かったが、いい意味で自分に基準を設けずに、ありのままを受け入れることが出来るようになったことで、よりシンガポールという国を理解できるようになったし、昔から持っている


もっといろんな世界を知りたい


という思いはずっと大事にしていきたい。


郷に入れば郷に従いながら。


こういった経験を少しでも日本に還元できるようになれればいいなと思う。