【デニム】ジーンズの原点にして完成形に立ち返るLevi’s Vintage Clothing 1955(後編)*ブログ毎日投稿359日目



今日はLVC1955モデルの水通しごとのサイズ感について。







水通し前のサイズ感 LVC 1955 (W32 L32)

今回購入したLVC1955モデルのW32 L32の水通し前のサイズ感は、上記のリンクから見てもらえるとありがたい。



ざっと振り返ると、まずこのLVC1955モデルは自分がイメージしているサイズより若干ゆとりがあるんじゃないかなと思っている。



生地も結構重めにできているし、縮み自体はそこまで出ないんじゃないか。



水通し前のサイズは以下。



ウエスト41㎝(全周82cm)
股上31㎝
ワタリ31㎝(全周62㎝)
股下78㎝
22㎝





これがどこまで縮むか、早速検証していく。



水通し

僕のこの水通しの目的はたった一つ。



『本来あるべきサイズに戻す』



ということ。



中にはリジッドから履きこんで、最低半年履きこみ続ける人もいるし、その方がバキバキの当たりが出たりするのでそれはそれでいいと思うのだけど、何よりあたりがずれてしまうことが一番の懸念。



実際僕の友人でもそのようなことが起きて、彼はそれ以来まず水通しをすることを徹底している。



ただ水通しで僕が行いたいのはあるべきサイズに戻すだけであって、可能な限り糊は落とさないようにしたい。



それでは早速やっていく。



水を張りジーンズを浸ける

まずはバケツに水を張る。



僕はいつも常温で行う。







そしてジーンズを足の方から空気を抜きつつ浸けていく。







そして付けてから10分くらいで水を捨て、びしょびしょのままコインランドリーに持っていき、80度の温度で25分、一気に乾かす。







終わると若干湿っているので、少し天日干しして完全に乾かす。



それではサイズを計っていこう。



水通し後のLVC1955のサイズ(W32 L32)

水通しが終了し、糊は残っている状態でサイズを縮めることが出来た。


それでは早速サイズを。



全体感はこんな感じ。



少しなじみが出た




ではウエストから。
見た感じ結構縮んでいる感じがしたのでちょっと焦ったが結果は『39㎝(全周78㎝)』
写真で外れているようにみえるが39㎝だ。



39㎝(全周78㎝)





続いて股上。
股上は思ったよりも縮みが出ず『29㎝』
深さはばっちり維持されているので、希望通り。



29㎝





続いてワタリ。
ワタリ部分はほぼ変化なく『31㎝(全周62㎝)』。







続いて股下。
ここはやっぱり結構縮みが出て『72㎝』



72㎝





最後は裾。
こちらもほとんど縮みは出なかった『21㎝』



表にまとめてみるとこんな感じ。



ウエスト39㎝(全周78cm)
股上29㎝
ワタリ31㎝(全周62㎝)
股下72㎝
21㎝





水通し前と水通し後の比較は以下。



水通し前水通し後差分
ウエスト41㎝(全周82cm)39㎝(全周78cm)2㎝(全周4㎝)
股上31㎝29㎝2㎝
ワタリ31㎝(全周62㎝)31㎝(全周62㎝)
股下78㎝72㎝6cm
22㎝21㎝1cm





ウエストは水通しして乾燥機に入れた直後は上記のサイズだったが、履いてすぐに生地がまたすぐ伸びて、結局狙い通りの81㎝になったので、超絶満足。



レングスに関しても、僕同じような身長(175㎝)でダブルターンして履きたい人には、圧倒的にも次回けど、ワンターンもしくはターン無しで履きたい人には最適なレングスだと思う。



LVC1955モデル、僕個人的にはこの生地のごわつき感(水通し後はさらにごわつきが出た)がたまらなく好きで、いかにもリーバイスっぽいしすごく良い。



大戦モデルも好きだけど、1955モデルはその上を行くかも。



これからまた新しいジーンズを育てていくのが楽しみだ。



ジーンズはアート。



それではまた明日!



今回紹介したプロダクト




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